和歌山看護専門学校
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 在校生の声・卒業生の声

受賞者の声


学校長賞受賞   伊藤 望

学校長賞受賞

 学校長賞という素晴らしい賞をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
 目指していた看護学校に入学し、覚悟を決めて踏み出した看護の道は想像していた以上に壁が多く、必要な知識・技術を習得するために日々悩みながらも前に進んできました。実習では、未熟な知識に多くの課題があり、自分のことで精一杯になるときもありました。しかし、患者さんの為に私に何ができるのか、何が必要なのかを常に考えてきました。不安で正解が見えないからこそ、患者さんの笑顔や「ありがとう」が私たちの大きな支えとなり、もっと頑張らなくてはと私自身を奮い立たせてくれました。受け持たせていただいた患者さん一人一人との関わりのおかげで今の私がいます。
 3年間、未熟な私を受け入れ、たくさんの学びをくださった患者さんや家族、多くの経験をさせてくださった指導者や教員の皆様、共に支え合い、成長させてくれた仲間への感謝の気持ちを忘れず、あなたで良かったと言ってもらえる看護師になれるよう努力していきます。



知事賞受賞   有本 未来

知事賞受賞

 知事賞という素晴らしい賞をいただき、大変うれしく思っています。
入学してからは講義と課題に追われ、看護技術を身につけるための練習の大変さにくじけそうになることもありました。しかし、周りの友人達に支えられ、お互いに励まし合いながらなんとか乗り越えてきました。
 実習では様々な患者さんを受け持たせていただき、多くの学びを得ることができました。初めて受け持たせていただいた患者さんとは、不安と緊張からコミュニケーションをとることさえ難しいと感じていましたが、回数を重ねるうちにいつの間にか不安や緊張はなくなっていました。患者さんの笑顔は私の支えとなり、原動力へと繋がりました。
 最期になりましたが、未熟な私を快く受け入れてくださった患者さんやそのご家族、多くの学びを与えてくださった指導者の方々と教員の皆様、そして私をいつも支えてくれた仲間や家族に感謝し、看護師として努力し続けていきたいと思います。



市長賞受賞   大島 悠月

市長賞受賞

  市長賞という素晴らしい賞をいただき、大変うれしく思います。
 看護学校での三年間は入学時に想像していたよりも大変で、悩むこともありましたが、それ以上に多くの学びがありました。
 実習では、患者さんの急変に対して戸惑い、何もできない自分に情けなさを感じることがありました。しかし、患者さんの側にいて手を握ることもまた看護であると教えていただき、患者さんからの「今までありがとう」という振り絞った最期の言葉は忘れられないものになりました。今後も患者さんに寄り添い、安心感を与えられる看護師になりたいと思っています。
 未熟な私を温かく迎えてくださった患者さんやそのご家族、ここまで教え導いてくださった指導者さんや教員、支えてくれた両親や仲間に感謝し、今後も努力を続けていきます。

卒業生の声

前原 竜也
第8期生 前原 竜也
公立那賀病院所属

 私は看護学校卒業後、公立那賀病院に就職しました。様々な部署を経験し、現在は呼吸器外科内科に所属しています。また、那賀病院DMAT隊員として東日本大震災でのDMAT活動を経験しました。
 新人看護師の時には十数年の経験がある先輩看護師はベテランで大きい存在でしたが、実際に自分が先輩看護師となった今、知識・技術ともにまだまだ未熟な面もあり、日々向上心を持っていなければいけないと感じています。
 また、私たちの仕事は人と関わることが多く、患者・患者家族・看護師以外の医療従事者とチームとして治療するため、コミュニケーション能力が重要であり、知識・看護技術がどんなに優れていてもコミュニケーションが取れなければチームとしては良い治療・ケアを提供できないと思います。
 看護師を目指す皆様も、知識や看護技術だけを習得するのではなく、「人との関わり」「チームとして」を考え意識し、コミュニケーション能力を磨いてほしいと思います。



穴井 聖二
第11期生 穴井 聖二
和歌山県立医科大学附属病院
救命救急センター所属

 僕は現在、県立和歌山医科大学附属病院の救命救急センターに所属しています。救命救急医療を役割とするICUに常勤し、出動要請に基づき、ドクターヘリに搭乗するフライトナースとして活動しています。
ドクターヘリの役割は、医師と看護師が各1名現場へ出動し患者さんに救命医療を行います。
このことにより救命率の向上や、後遺障害の軽減を図ることを目的としています。
自分たちが行った行為がすぐに患者さんに影響を与えるこの仕事にやりがいを感じています。
病院内と大きく異なる環境の中で緊張の連続です。その中で、看護力を最大限に発揮できるよう日々取り組んでいます。



久田 麻美
第19期生 久田 麻美
医療法人愛晋会中江病院所属

 私は、内視鏡による検査・治療を主軸に内科、外科、整形外科と幅広い分野のある中江病院で働いています。所属している部署は、地域包括ケア病棟であり、急性期を経て、すぐに在宅や施設へ移行するには不安のある患者様に対し、在宅復帰に向けて他職種と連携し、支援していくことを目的としています。
 医療チームで協力し合ってケアを行い、元気に回復して退院される患者様の姿を見ると大きな喜びとやりがいを感じます。卒業して看護師になってからも、日々勉強であり、患者様から学ぶことはたくさんあります。常に精進する気持ちを忘れず、看護を行っていきたいと思います。



西澤 加奈
第20期生 西澤 加奈
和歌山ろうさい病院所属

 私は、和歌山看護専門学校を卒業後、助産学科へ進学しました。そこで1年間勉強し、助産師の資格を得て、現在和歌山ろうさい病院で勤務しています。私が所属しているのは産婦人科、消化器内科、整形外科の混合病棟で、助産師としてだけでなく、看護師として高齢者の方と接することも多くあります。看護学校時代に学んだ看護技術はもちろんですが、何よりもコミュニケーション力が大切であると日々痛感しています。まだまだ未熟ではありますが、先輩助産師、看護師に支えられ、知識・技術を積んでいます。自分自身が向上できるよう、また患者さんや妊産褥婦さんが笑顔になれるよう、これからも頑張ります。


 

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